4.栽培工程及び収穫工程におけるリスク管理

では 

圃場及び倉庫における交差汚染の防止

と言うことで 適合基準では

 

① 圃場及び倉庫における下記のものと、汚染物質との交差汚染
に対するリスク評価を年1回以上実施し、必要な対策を講じて
いる。
 1)種苗、作物及び農産物
 2)包装資材
 3)収穫及び農産物取扱い関連の機械・設備・輸送車両・容器・
備品等
② リスク評価の結果及び対策を記録している。

 

取組事例では

例えば、汚染物質には農薬及び農薬に関連するもの(散布機械・調製器具(計量カップ・秤)・防除具(マスク・ゴーグル)・防除衣)、肥料(特に堆肥や有機肥料)、薬剤・燃料・
機械油、廃棄物、有害生物(昆虫及び鳥獣類)、人由来の
もの、周辺環境由来のもの等がある。

例えば、下記の事例がある。
電線にとまった鳥からの著しい糞の落下。ペットの侵入。農薬保管庫に隣接した収穫容器の保管。収穫容器や被覆資材への軒先に巣を作った鳥による糞の付着。農薬散布機を取り出す時に収穫容器に接触する可能性、機械の燃料タンクから燃料が漏洩して収穫容器や被覆資材が汚染される可能性等を検討する。

他の管理点の対策を引用してもよい。

と記載されているのですが何を記載すればいいのかよく分からないと思います

 

この帳票作成に関しては

①の圃場及び倉庫で分けてそれぞれ

1)の種子、作物、農産物

で一つの表を作成します。

作成に関してはExcelが便利ですが、ワードや何でも使いやすいソフトを使って行うのがいいでしょう

2) 包装資材

3)収穫及び農産物取り扱い関連機材・設備・輸送車両・容器・備品等

と記載があるので、それぞれ、の表を作成します

これはA4版一枚に収まるくらいの感じで作成するとまとめやすいと思います。

3)は列挙した項目については確実に項目に入れてそれぞれのリスク評価をして行きます。

リスクと言ってもどの様な項目になるのかはそれぞれの農家や農業法人の規模と取り扱い品目の違いで異なってきます。

たとえば、米農家では、米の籾すり機械を使っていない時期にはどの様な保全をして行けばいいのか、他の施設と混在している時はどの様なリスクがあるのかと言うのを自分でみて判断して行きます。

自分だけでは分からない時は、JGAP指導員に客観的に見てもらって、どの様なリスクが潜んでいるのかを探し出してもらうのが早いかも知れません。

とにかく、適合基準の項目に記載されているのは確実に項目に入れて行かなければ帳票が完成しないのでその点を特に注視して行って下さい。

尚下記の帳票は栽培工程のリスク管理表になりますので、この様な感じで作成するのですが、決まった形は無いので既に自分の農場で作成している物が有ったらそれを項目に当てはめて足りない物が有ったら足して行く方法でも良いと思います。