酪農省力化へ機械導入 牛舎改修も対象に 農水省が検討しています

農水省は、酪農家の労働負担軽減に向け、搾乳ロボットや自動給餌機など省力化機械の導入支援を拡充する。

 

機械の導入と、これに伴って必要になる牛舎改修の費用も補助する事業を来年度から緊急対策として開始。

 

「酪農労働力省力化推進施設等緊急整備対策事業」で、農畜産業振興機構(ALIC)の2018年度実施事業

に盛り込んだ。予算額は50億円で、機械の導入と牛舎の改修費用の総額の最大半額を助成する。

 

酪農家の平均労働時間は1人当たり2200時間(15年)。畜産を大きく上回り、製造業よりも多い。

 

家族経営でも大型化が進む中、特に朝晩の搾乳や餌やりの負担軽減策が大きな課題で、省力化機械の導入が課題となっている。

このため同省は17年度から、省力化機械の導入を支援する酪農経営体生産性向上緊急対策事業(楽酪事業)を創設し、

 

60億円を計上。18年度予算でも同額を要求している。実際に機械を導入する場合、牛舎の改修が必要になることが多い。

 

搾乳のために牛が動く範囲や、酪農家の作業方法・場所などが大きく変わるためだが、楽酪事業で改修費用は対象にならない。

 

これが足かせとなり、楽酪事業は17年度予算の半分以上が活用されていない。

 

幅広い機械の導入や改修に活用できる国の畜産クラスター事業もあるが、競争率が高く、小規模な家族経営は支援を受けにくい

 

事情もあり、今回の緊急対策を措置することにした。

地域の酪農関係者でつくる協議会が、設備投資でどの程度負担が軽減できるか計画を策定することが条件。補助対象額の上限や、

 

労働時間の削減目標などは今後詰める。楽酪事業では、酪農関係者でつくる協議会「楽酪応援会議」が計画を策定。労働時間を

 

10%以上削減することなどが補助の要件となっている。

 

 

 

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