GAP認証農産物 穀類と青果10万トン 農水省初調査 五輪食材は十分量 か

農水省は27日、農業生産工程管理(GAP)の認証を取得した農産物の年間出荷量について、

 

初めての調査結果を発表した。穀類と青果物の合計26品目で10万トンに上り、2020年の

 

東京五輪・パラリンピックで使う食材を十分供給できることが分かった。一方、今回の年間出荷量を

 

収穫量全体と比べると、その割合は1%に満たない品目が大半となった。産地に認証取得を求める

 

小売りが増える中、一層の拡大が課題となる。

 

 

国際標準の「グローバルGAP」や日本発の「JGAP」、JGAPを国際標準を目指して充実させた

 

「ASIAGAP」を取得する約750の経営体に、米、麦、大豆と青果物23品目の計26品目について

 

調査した。直近1年間の出荷量を今年夏から秋に聞き取り、約580経営体から回答を得た。各認証とも、

 

東京五輪・パラリンピックでの食材調達の基準に採用されている。

 

米、麦、大豆の穀類は1万5600トン、青果物は8万4700トン。このうち米は1万2100トンで、

 

16年産の主食用米の収穫量の0・2%だった。青果物では、認証を得たものの出荷量は小松菜が7200トン

 

で収穫量の6・3%に上った他、レタスが2万2900トンで同3・9%と比較的、認証取得が進んでいるが、

 

他はほぼ1%未満。

 

8月には東京五輪・パラリンピック組織委員会が、大会での食材の必要量を全体で約600トンと試算し、

 

「米類」は13トン、野菜・果実類は293トンとした。試算値は選手村1カ所だけを想定したもので、

 

実際はさらに増える見通しだが、同省が今回発表した認証取得農産物の量との差は大きい

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