営農情報を一元化 畜産・畑作データ蓄積 総合支援システム 北海道・十勝農協連

JA北海道中央会帯広支所は、「ここまで総合的な情報サービスは全国的にも例がない」と話す。

 

十勝農協連は営農指導業務を中心に事業展開し、30年以上前から生乳検査、飼料・土壌分析に着手。

 

1985年には「酪農情報システム」を構築した。これまでのデータやシステム開発での経験を生かし営農、

 

経営情報を総合的にまとめた。利用は無料。

 

システムは現在、十勝型GAP(農業生産工程管理)、酪農・畜産物の生産履歴、乳温遠隔監視記録、

 

十勝標準農産物生産履歴が閲覧できる。GAPのチェックリストの記帳や確認、牛の登録申請や出生、

 

分娩(ぶんべん)などの個体情報、生乳の生産状況、素牛価格、繁殖成績、バルククーラーの乳温などの遠隔監視、

 

農産物の生産履歴の確認や肥料・農薬管理台帳などの作成が可能だ。JAからのファクスをはじめ、

 

飼料・土壌分析結果の照会、組勘情報(取引明細、残高、購入明細など)も確認できる。

 

今後もニーズに合わせ、機能を拡充する。来年は土壌診断による圃場(ほじょう)ごとの施肥設計や気象情報、

 

生育・病害虫予察情報などを提供する。

 

生産者の評価は高い。

帯広市で乳牛120頭(経産牛80頭)を飼育する酪農家、勝見剛博さん(39)は

 

「出生などの報告はこれまで1頭ごとだったが、複数頭を一度にできるので便利。

 

個体情報照会は、牛に関するさまざまな履歴を見ることができる」と評価する。

 

JA中札内村組合長で、同連の山本勝博会長は「システムが一層の生産性向上や

 

安全・安心確保の強化、組合員の所得向上につながることを期待している」と話す。

 

 

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