農作業死亡事故 女性が1・5倍超 10万当たり6・1人に 農水省16年まとめ で分かった  主な原因は熱中症か

女性農業者の農作業中に死亡事故に遭う確率が高まっていることが明らかになった。

 

 

農作業死亡事故は男性が減少している一方で、女性は2年連続で増えている。

 

 

さらに事故死者数を就業人口10万人当たりで割ると、男性で減っているのに対し、

 

 

女性では1・5倍以上に増え、女性が事故死する確率が高まっている。女性が主体的に農作業をする機会が増えたためとみられる。

 

 

 

要因最多は熱中症 “出番”増え危険も

 

 

秋の農作業安全確認運動を前に、農水省が就業人口10万人当たりの男女別死亡者数をまとめ、明らかにした。

 

 

農作業中の死亡事故者数は最新数値が示されている2016年で312人。

 

 

うち男性は257人で8割以上を占めるが、2年連続で減少している。

 

 

女性の死亡者数は16年が55人で、2年前より10人増加し2年連続で増えた。

 

死亡者数だけでなく、女性が事故死する確率も高まっている。

 

 

就業人口10万人当たりで見ると男性で14年の27・1人から2年連続で減り、

 

 

16年は25・2人だった。逆に女性は14年の3・9人が6・1人に増加。事故死する確率が上がっている。

 

 

農水省は女性死亡者数と死亡率が高まっていることについて、農業就業者数が増えているだけでなく、

 

 

補助的な作業以外に主となる作業を女性が担うことが多くなったため、重大な事故に遭いやすくなっているとみる。

 

 

同省のまとめでは、死亡要因は男女で傾向に違いが出た。過去5年間の死亡者1700人を要因別でまとめたところ

 

男性は乗用型トラクターによる事故死が33・2%で最も多かったが、女性は乗用型トラクターでは7・3%。

 

女性で最も多かったのは熱中症の16・1%(男性4・8%)だった。

 

 

男性の死亡要因が農業機械作業と施設作業で全体の76・3%を占めているのに対し、女性は熱中症の他、

 

 

圃場(ほじょう)・道路からの転落(11・3%)、稲わら焼却中のやけど(8・9%)など、「機械・施設以外の作業」が54%を占めていた。

 

 

 

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