こんなことがあるのか 同時に病気になるなんて予想していなかった。 芸能界でも遺産相続でもめているようですが、遺産があるのに遺言書一本も作っていなかったとは後の祭りになりますね。

現実の話として、私の友人のお父さんとお母さんがほぼ同時に病気になってしまった

その後、母親を重点的に面倒を見るために父親を施設に入所させていたが、

母親は脳梗塞で意識不明の状況であったために、父親は親戚の叔父に頼んで

 

母親の面倒を見ていたときに入所してちょうど一月位の9月初旬に、

 

父親が急変したと病院から連絡があって向かったが、時すでに遅しで、父親が帰らぬ人となった。

 

さて、父親の葬儀やその他の手続きのために、母親の面倒を見ながら行っていたが

 

一人ではことが進まなかったので、私に相続手続き全般の依頼が来ました。

 

ここの家族は、元々夫婦で遺言書を作っていたので、今回の状況でも相続手続きが

 

進められることに安堵していました。

 

今回は、父親の相続ですが、一般的な相続手続きだと、相続人全員の意思を確認して、

 

遺産分割やその他の手続きを実施してゆくことになりますが、今回のように母親が

 

意識不明の状況では一般的に相続手続きが実施できないことになります。

通常では成年後見人が選任されても、不動産の名義変更や、預貯金の名義変更も

 

意識不明者の利益を確保するために、成年後見人となった者が裁判所に申し立てて

 

手続きを進めることが一般的なので、仮に処分が認められても期間が最低でも

 

半年とか一年くらいかかってしまうことが通常です。つまり相続手続きがほぼ停止

 

してしまうといっても過言ではありません。

そうなると、相続税がかかるような相続では相続税の延納手続きなど面倒な作業

 

も出てきて一層大変になるところでした。

 

つまり、母親の意識が戻らない状況でも母親の相続分がありますので、

 

母の相続分の確保するために成年後見人の申し立てをしなければならなかったのです。

でも今回は、父親が友人すすめで公正証書遺言書を作成していたので、母親の意思がなくても

 

相続の手続きを進めることができるのです。

 

この家族の遺言書も私が作成をお手伝いしたのですが、さすがにこのような事態を想定していなかったのですが、

 

今回は、二人同時に遺言書を作成しておいて大変よかったという状況になりました。

 

通常では私でも

 

御夫婦で遺言書を作成したいといったときも、ご主人の作成のみにとどめておいているのが多いのです。

 

ご夫婦でも、奥さんの平均寿命の方が一般的に長い事もあり一人が作成することを勧めていますが

 

今回はこのような事態を想定していなかったので、結果的に二人が作成しておいて非常に助かったのです。

 

 

今回の件は、本年9月初旬に起こったことですので、現在進行中の相続になります。

芸能界でも相続で60億円の相続財産でもめているようですが、60億もあっても

 

遺言書一本も作っていなかったとは信じられないですね。

 

今の時代は、先行きが不透明なので、家族を路頭に迷わせたくないとか相続争いなどを

 

起こしてもらいたくないのなら、公正証書遺言書は必須条件となりますね。

 

 

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