農業だけが犠牲になっているのはどういうことー もうけの出ている車の税金関係で解決するのが本筋ではないのか。 茂木担当相発言 TPP超えは許さない といっていますが、本当のところは同何でしょうね。 アメリカはFTAだといっていますが。

日米物品貿易協定(TAG)交渉を巡り、一部農林水産品で環太平洋連携協定(TPP)

 

の水準を超える譲歩の可能性は「否定できない」とした茂木敏充TPP担当相の発言が物議を醸している。

 

これまでの政府説明に反する明らかな約束違反であり、到底受け入れられない。

 

発言は14日のテレビ番組で飛び出した。TAGで米国に対し、

 

一部品目でTPPを上回る譲歩を受け入れる可能性を問われた茂木氏は「それは否定できません」とあっさり認めた。

 

16日の会見でも、同じ質問に対して「どうするか今の段階で決まっていない」と述べ、否定しなかった。

 

極めて問題のある発言である。日本政府は米国との2国間交渉でTPP以上の市場開放は受け入れないと再三説明してきた。

 

安倍晋三首相は国会で「農産物についてはTPP以上(の譲歩)は出さない」と明確に述べている。

 

今回の茂木氏の発言に「明らかな約束違反だ」(JA関係者)と生産現場から反発が出るのは当然だ。

 

米政権内からは「米国の目標は原則TPPプラス」(パーデュー農務長官)と強硬発言が目立ってきただけに

 

与党内にも「米国を勢い付けるだけ。理解できない」(自民党農林議員)と困惑が広がる。

 

一部品目でTPP上回る譲歩を受け入れても、別の品目で下回る水準にとどめれば、全体としてTPP以上の譲歩を回避したと言える。

 

政府関係者によると、茂木氏は周辺に、こう説明しているという。

 

米国との2国間交渉で、具体的に守るべき品目や水準は何か、政府・与党内で十分な議論はなく、方針は明確になっていない。

 

それがないままTAG交渉が決着し、いくら政府が「全体としてTPP以上の譲歩を回避した」

 

と声高に主張しても、生産現場の理解を得られるはずもない。

 

来年早々には、米国を除く11カ国での新協定(TPP11)、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)が相次いで発効する見通しだ。

 

現場の農家をこれ以上、不安にさせないためにも、TAG交渉で安易な譲歩は許されない。

 

TAG交渉入りが決まった先日の日米首脳会談の共同文書では、あえて「TPP」という言葉を使うのは避け

 

日本が譲歩できる最大限の水準は「過去の経済連携協定」という文言が盛り込まれた。

 

日欧EPAで、日本は乳製品やワインなどの一部品目でTPPを上回る市場開放を受け入れた。

 

「過去の経済連携協定」と言っておけば、一部品目でTPPを上回る譲歩をしても、約束違反ではないと説明できる。

 

もし、そう考えているとしたら、あまりに誠実さを欠く。

 

安倍首相の「現場の不安に真摯(しんし)に向き合う」という言葉をもほごにしたとの批判は免れない。

 

 

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