和食セミナーで成果 米飯給食増える JA全中が調査した結果 

JA全中が栄養教諭らを対象に「和食給食セミナー」を開いた地域で、米飯給食の回数が増えていることが分かった。

 

 

2016、17年度に開いた24地域で、週平均3・35回から3・59回に増えた。

 

 

全中は、米の消費量が年間約600トン、消費額は1億6000万円超増えたと試算。

 

 

料理人による献立提案や調理実習などで和食給食を促したことが、米飯給食の増加につながったとみる。

 

 

セミナーは全中の米消費拡大対策の一環で、ご飯中心の和食を給食にもっと取り入れようと

 

 

若手和食料理人でつくる「和食給食応援団」やJAなどと16年度から開く。

 

 

17年度までに22都府県24地域で実施し、給食の献立を立案する栄養教諭や学校栄養職員ら1055人が参加した。

 

 

 

文部科学省によると、16年度の米飯給食回数の全国平均は週3・4回で、14年度から同数が続く。

 

 

 

一方、全中がセミナーの実施前と3カ月後で米飯給食の回数を調査したところ、24地域の平均で同0・24回増えた。

 

 

 

この結果、全中は給食での米の年間消費量が594トン、約1億6300万円分純増したと試算する。

 

 

 

セミナーでは、和食給食応援団の料理人が、給食用に考案した献立の調理を実演する。

 

 

 

食材費や調理時間、栄養バランスを考慮した主菜と副菜を提案。だしの取り方やご飯の炊き方など和食調理の基本を含め

 

 

 

実習や試食も行う。栄養教諭らへの調査で「健康的な和食給食の回数を増やしたいが

 

 

 

献立の種類が少なく、調理も難しい」との課題が分かったためだ。

 

 

 

 

農家も招き、農業や米作りについて語ってもらう。食材の作り手の苦労や思いを伝え

 

 

 

地元の農産物への関心を高めるのが狙い。米飯給食の増加について

 

 

 

全中は「料理人や農家と連携し、和食や米、農業への魅力を発信する地道な取り組みが実を結んでいる」とする。

 

 

 

 

全中は、18年度も計15地域でセミナーの開催を予定する。11月24日の「和食の日」に合わせ

 

 

 

これまでの取り組みを報告する冊子を作成。12月初めにも全国のJAなどに配布する予定だ。

 

 

 

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