ビタミンBに 発根促す効果 良質な苗づくりに有用 龍谷大 実用化めざす

ビタミンBの一種に、植物の根の成長を促す効果があり、効果が植物ホルモンに匹敵することを

 

 

龍谷大学の研究チームが突き止めた。同大によると、ビタミンがこうした効果を持っているのが

 

 

分かったのは初めてだという。ビタミンBは、サプリメントに使われるなど身近な成分。

 

 

水稲や野菜の栽培で、根量の多い良質な苗作りに役立つと考えられる。

 

 

 

また、育苗期間の短縮による省コスト化なども見込めることから、実用化に向けて研究を進める。

 

 

効果が分かったのは、ビタミンB3の一つ「3―ピリジンカルボン酸」(3―PCA)だ。

 

 

ごく微量でも作用するところが、根の成長を促す植物ホルモン、オーキシンと似ている。

 

水稲の種もみを対象とした試験では、水や他のビタミンを与えたときと比べて

 

 

3―PCA処理で根の長さが明らかに伸び、根の量も増えた。

 

 

 

また、トマトの苗を対象とし、発根促進剤と合わせて処理したところ、水稲と同様に根が伸びて、増えた。

 

3―PCAは、ビタミン剤として大量に生産される成分だ。安価で安全性が高く、一般的に入手しやすい。

 

 

これまでは、ビタミンにこうした効果があるとは知られていなかった。

 

 

 

同大農学部の佐藤茂教授は「水稲やトマトの他に、どんな植物で高い効果を示すのか今後

 

 

 

研究していきたい。原料が安価なため、有効な作物が分かれば、実用化できる可能性は高い」と言う。

 

 

 

 

 

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