農作業・食の安全 GAP基準で強化 独自に点検リスト JAグループ北海道

JAグループ北海道は2019年度から、農作業事故防止と食の安全・安心対策の充実に向け

 

 

独自のチェックリストを作成し、JAでの取り組みを強化する。米や畑作の生産者を対象に

 

 

 

農業生産工程管理(GAP)の考え方を導入。

 

 

チェックリストの結果をJAごとに分析し、対策に生かすことで、生産者の命を守る。

 

16年度の道内の農作業事故死亡件数は12件。負傷件数は2195件と増加傾向にあり

 

 

 

大きな課題となっている。産地の信頼を損なう食中毒や残留農薬の事故も防ぐ。

 

 

 

必ずしもGAPの認証を目指すものではなく、GAPの基準を取り入れ、生産水準を高める狙い。

 

 

チェックリストは同JAグループが取り組む「北海道米あんしんネットGAP」や

 

 

 

麦の生産工程管理などの項目を基に、農水省のGAPガイドラインを踏まえて作成。

 

 

 

「労働安全」や「食品安全」の項目を重視する。種子消毒の回数を守ることや

 

 

農薬の適切な保管、資材の整理・整頓や事故に備えた労災保険の加入などの項目がある。

 

 

 

生産者はチェックリストで生産工程を確認し、改善する。リストはJAが回収し

 

 

JA段階や地区段階、中央会、ホクレンなどJAグループ全体で共有。課題を明確にし

 

 

研修会の実施や新技術や資材の提案などに生かす。

 

 

19年度は米の生産者を対象に実施。小麦やテンサイ、豆、ジャガイモなどの畑作物は

 

 

18年度内に正式決定し、「プレ実施」としてリスト配布を行う計画だ。

 

 

 

JA北海道中央会は「農作業などの事故解消は重要な課題。取り組みを通じて

 

 

JAグループ北海道と生産者が意識を高める必要がある」(営農指導課)と意義を説明する。

 

 

 

同JAグループは、取引先からGAP認証を求められる場合などは販売力強化に向けて認証を取得するといった方針も掲げている。

 

 

 

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