農業法人のJGAP取組のきっかけを事例で紹介します

取り組みのきっかけ

従業員が10名程度で私も一緒になって農場で作業していた頃は、ハウスの周りに花を植え、ハウス入り口や付近の道路などはほうきで掃くなど恥ずかしくない程度には綺麗としていました。ところが法人化と同時に規模拡大による農場環境悪化とミス・ロスの多発、別会社設立と商品アイテム数を求めたりと奔走し、大事な生産現場に目が行き届かないようになりました。
気付いたときには空き缶やタバコの吸殻がハウスの周りに落ちていたり道具類も所定の位置になく、紛失していたり壊れたものが放置されていたりと見るも無残な状態になっていました。現場に行き何回となく口頭で注意していたがなかなか改善にいたりませんでした。
近くに交流のある農業法人の社長も同じ悩みや、戸惑いがあり互いに何かのきっかけが必要と感じていました。

2. JGAPの出会いと審査

昨年の6月に田上理事長と出会い,GAPの話を聞き早速認証を受ける為のアドバイスを頂き、自己審査の結果判定シートにより128項目に適合、不適合をまず自分の目で判断しました。
審査までGAP指導員による是正指導や予備審査を経て12月に審査を受けました。結果は26項目の是正点があり期日内に改善後、19年1月26日に認証を受けました。

3. JGAP認証を受けて良かった点

1. 従業員の意識が変った
“耳で聞き、目で確認、手で記して、行動する”ことでミス、ロスを未然に防ぐことにより、リスクの軽減に繋がり環境も少しずつではあるが変っています。

2. GAPという言葉が浸透することにより責任の明確化と能力の向上に役立っている。

3. 気付いた点、改善点など農場に合ったマニュアル作りを全員で話し合って作れるようになった

4. GAPを通じ他の農業法人と交流することにより、同じ目的で相互の認識を確認できると共に、社員が主体的に取り組む機会ができた。

上記の様な事でお悩みの経営者の方は多くいらっしゃると思います。

JGAPは日々の農作業・収穫・出荷を見える化して一緒に働く方々の意識も変えて行きます